今回は「テーマ」は「ナナメの関係」
先生や親といった「タテの関係」、友だちなどの「ヨコの関係」に対して、大人なんだけど、親や先生とは異なる立ち位置で、むしろ友達に近いような、ある意味で対等な感じで接してくれる人との関係を「ナナメの関係」と呼びます。
今よりも30年ほど前までは、まだこの「ナナメの関係」で付き合ってくれる大人が、子どもの日常生活の中にたくさんいたような気がします。
彼らがいなくなったことが「不登校」を加速させているというわけではないと思いますが、学校や親とは全く異なる価値観で生きている、そうした人たちと関わることが、すくなくとも「学校」や「クラス」という世界を相対化し、「ああ、こんな世界もあるんじゃん」と感じさせてくれていたことは間違いないと思います。
生きる場所が学校と家庭以外にもあると思えることで、ある程度、嫌なことがあっても、適度にやりすごしながら生きていくことができていたのかもしれません。
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古豊慶彦 (水曜日, 16 2月 2022 17:00)
ナナメの関係、とっても素敵なテーマですね。テーマ不足とは思えない良いテーマだと思います。興味深く聞きました。
ナナメの関係についてだけではないですが、そういうのって子ども側からの声が大切な面があると思います。私としてはナナメの関係で接したけど、子ども的にはどう感じでいたのか。そういうのって聞きたいけどなかなか聞けないので。「俺と最初に会った時どう思った?」は言えないですね(笑)
YouTubeは相談だったり訪問だったりで、その時相手が興味のある動画を一緒に見たことが何度もあります。ついていけないことも多いですが、話題にはなるので本当にすごいコンテンツだと思います。
内海 (金曜日, 18 2月 2022 20:42)
まさに、その「子ども的にどう感じていたのか」って最も重要なところですねぇ。こっちはそのつもりだったけど・・・って。
ただ距離感近いうざい奴って思われてたらどうしよう・・・
たまに、そんな不安に陥ります。