今回のテーマは、「わかりやすい授業」についてです。
今回は東洋経済education×ICTのサイトに掲載されていた国立第二中の取組についてお話をしています。
国立第二中は、わかりやすい授業を徹底したことで、いじめと不登校が減少することを実践を通して示してくれています。
以前紹介した文部科学省の「令和2年度不登校児童生徒の実態調査」において、中学校の場合は、勉強がわからなくなって学校に生きづらくなった子が約3割(27.6%)近くも存在していることを明らかにしています。
不登校になる子たちの3人に1人は、授業についていけなくて、あるいは、授業がつまらなくて不登校になっているわけです。
この国立第二中の取組は、そうした調査を裏付けるものになっていると思います。
不登校の予防として、別室を用意したり、スクールカウンセラーを配置したり、という対策を文部科学省ならびに教育委員会は取っていますが、授業を改善することでも、しっかりと不登校の予防になるのだということは、先生たちにとってはむしろ希望ではないかと思います。
公立中が「脳科学を基に授業改善」、深刻化する不登校といじめは減ったのか?
「学校風土」に注目、国立第二中の3年間の挑戦
https://toyokeizai.net/articles/-/664931
文部科学省の「令和2年度不登校児童生徒の実態調査
https://www.mext.go.jp/content/20211006-mxt_jidou02-000018318-2.pdf
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