スクートラジオvol.88 学校の対応の変化

不登校児童生徒の増加により、本格的に不登校への対応を学校が迫られている昨今。

 

スクートのある地区の中学校でも、新たな取組が始まりました。

 

別室を利用する生徒の保護者向けの親の会(保護者会)を学校が開催。現在、内海が当該中学校のPTA会長をしていることから、参加する機会がいただきましたので、今回は、その報告が中心です。

 

ラジオ内では言及していませんが、会の最初には校長先生から「みなさんから忌憚のないご意見を伺いたい」とあり、続けて、現状の支援体制を丁寧に保護者に説明されていました。また、保護者からの要望にも真摯に耳を傾け、どうしてもできない部分は「なぜできないか」を包み隠さず説明され、できるところは改善していくということを保護者に約束されていました。こういう姿勢を学校がきちんと示していくことが、今後の不登校対策や家庭との連携においては何よりも大切になってくると思います。

 

 

保護者も、学校が全てに対応してくれるものと考えているわけではないでしょう。子どもが学校に通えなくなることで、保護者と学校の距離が開くわけではなりません。むしろ、学校が、なんとか対応しようとしてくれているかどうか。その姿勢の有無によって、距離が開くのだと思います。

 

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コメント: 1
  • #1

    犬好き (木曜日, 13 7月 2023 18:52)

    とても先進的な取り組みですね。別室の需要は高まり、国もその整備を方針の中に定めています。このような取り組みが多くの学校に広がっていくといいですね。